四国と団扇(うちわ)のお話

四国団扇株式会社の「団扇(だんせん)」とは「うちわ」のことです。

現在は経済産業大臣指定の伝統工芸品であり、全国うちわ生産量の約9割を占めている丸亀うちわ。

 

四国は古くから竹と紙の名産地であったことも手伝って、竹を細かく裂いて紙を貼りつけるという丸亀うちわの特徴的な技法が江戸初期には確立していたとされています。
1633年(寛永十年)には金毘羅参詣の土産物として金毘羅大権現の別当、金光院住職の宥睨(ゆうげん)が「金」の字が入ったうちわを考案したと言われています。
このうちわは渋うちわと呼ばれるもので、うちわの表面に柿渋を塗った丈夫な作りとなっていて、火を起こすには非常に適しています。1781から1788年には丸亀藩の令により、参勤交代で江戸に来ていた丸亀藩士の内職として推奨されました。参勤交代を終え帰藩した後も藩士がうちわ作りに励んだことにより、丸亀にうちわ産業が根付き日本一のうちわの産地へ成長していったのです。
 
品質もさることながら、うちわ特有の持ち運びやすさと実用性の高さも手伝い全国に知れ渡り現在に至ります。うちわのほかにも「金毘羅山(こんぴらさん)」「讃岐うどん」や四国八十八箇所霊場をまわる「遍路道(香川県だけでなく四国全土)」などでも有名です。日本で一番小さな県ですが、こんなにたくさん魅力が詰まった香川県にぜひ一度お越しください。

お遍路さんにも優しい環境づくり

四国本社前は遍路道上に所在しており、弊社名が彫られている石碑(写真左手前)の裏には「團屋の前はお四國遍路道」と彫られております。ベンチを設けておりますのでお遍路さんが気軽に休めるように配慮しております。